パリオリンピック、レスリングの日本代表に内定している高松市出身の日下尚選手が、2月19日に横浜市で練習を公開しました。

(岸下恵介 アナウンサー)
「パリオリンピックまで半年を切りました。活気あふれる雰囲気の中、日下選手が母校で練習に励んでいます」

練習を公開したのは、高松市出身でパリオリンピックレスリング日本代表の日下尚選手です。日下選手は3歳から競技を始め、高松北高校、日体大を経て現在、三恵海運に所属。19日は約2時間の練習で汗を流しました。

(パリ五輪 レスリング日本代表内定 日下尚選手 高松市出身)
「オリンピックで優勝するには、執念や気持ちの強さが大事だと思っていて、絶対に負けない。金メダルを絶対にとってやるという強い気持ちだけは、ほかの選手に負けないようにしている。」

4兄弟の長男で、中学時代には相撲部で全国大会を経験。相撲で培った足腰の強さは日下選手の武器の1つです。

(パリ五輪 レスリング日本代表内定 日下尚選手 高松市出身)
「あきらめずにやってきて良かった。ただ、ここがゴールではないので、まったく満足はしていない。」

2023年9月に初出場した世界選手権、グレコローマンスタイル77キロ級で銅メダルを獲得し、パリへの切符を手にしました。

(パリ五輪 レスリング日本代表内定 日下尚選手 高松市出身)
「初めは自分1人の夢だったが、今までは多くの人が応援してくれるようになった。応援をパリの舞台で力に変えて、絶対金メダルをとってきます。応援よろしくお願いします。」

夏のパリオリンピックに向けてトレーニングに励む日下選手。4月のアジア選手権などを経て大舞台に向けて調整を続けます。